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METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER

Metal Gear

常に時代は移り変わる。
昨日の正義は 今日の悪かも知れない。


いきなり「?」な内容ですね^^;
これは、KONAMIのPS2用ソフト タクティカルエスピオナージアクションゲーム「METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER」で、ある登場人物が語る台詞なんです。このゲーム、発売前なんだけど、宣伝用の動画が公開されていてね、いつでも見ることができるんでが、その中でもこの台詞が、ある種の象徴として、なんパターンもある宣伝映像の中で、幾度となく流れるのです。

タクティカルエスピオナージアクションゲームっていうのは、このゲームのシリーズが生み出したジャンルで、日本語で言うと「戦略諜報アクションゲーム」つまりはスパイアクションゲームです。
このゲームがほかのゲームと一線を画しているひとつの要因に、ゲームのテーマが「反戦・反核」であるという点が上げられます。この重いテーマを、見事にエンタテインメントとして確立しているというのが、このゲームのすごさだといわれています。ゲームとしてのクオリティ、二転三転するストーリー、映像美、そしてこのゲームが放つメッセージ。単なるエンタテインメントではない、その高いメッセージ性も世界的に評価されているのです。
METAL GEAR(メタルギア)とは、移動可能な核搭載二足歩行兵器のこと(ゲームの中だけで存在する)。歩兵と兵器とをつなぐ金属(メタル)の歯車(ギア)。それがメタルギアなのです。このゲームは、このメタルギアをめぐって繰り広げられる、人間の複雑な思惑が絡み合った冒険活劇といわれています。

そんなこのゲームはなんと全世界で高い人気と評価を上げているゲームで、シリーズ累計でなんと1460万本ものセールスをあげているんです!

1998年発売のシリーズ1作目「METAL GEAR SOLID」の舞台はは2005年のアラスカ、2001年発売のシリーズ2作目「METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY」の舞台は2009年のハドソン湾。このようにMGSシリーズは近未来のアメリカを舞台に描いてきました。その中では、核、遺伝子、クローン、情報統制、社会秩序、バイオテクノロジー、などなど、さまざまなことが描かれてきました。

そして2004年12月発売のMGSの最新作の舞台は、なんと1960年代のソ連。アメリカとソ連、西側と東側との間で冷戦が行われていた時代であり、スパイが暗躍した時代でもあります。

このMGSシリーズは反核反戦とは別に、サブテーマも設定されています。

MSG1のテーマは「遺伝子」でした。人間のすべての生体情報が刻み込まれているのがDNAから成る遺伝子です。人間は、親から受け継いだ遺伝子という運命に逆らうことはできないのか。人間は遺伝子に束縛されて生きていくのか。遺伝子に対する抗いがMGS1では描かれました。

MGS2のテーマは「ミーム」でした。ミームとはオックスフォード大学教授の生物学者リチャード・ドーキンスが提唱した概念で、「文化の遺伝子」のことです。親から子へ「ミーム」を伝えるとき、そこにはDNAには刻むことのできない情報を伝え、残すことになる。

そして、最新作MGS3のテーマとは何か。

MGS3のテーマ、それは「時代」です。

善や悪、正義や道徳、それらあらゆる価値観は「シーン(時代)」によって変化する。遺伝情報もミームすらをも左右するもの、「時代」がMGS3では描かれるのです。

ミーム(MEME) 遺伝子(GENE) そして時代(SCENE)

「METAL GEAR SOLID」は、もうひとつの「MGS」である
「MEME GENE SCENE」によって ひとつの収束を迎えるのです。

MGS1とMGS2を僕はやってきましたが、ゲームを終えると、クリアーした達成感に浸るだけではなく、このゲームから与えられたメッセージを深くかみ締めることとなりました。「僕はいったい何を子供たちに伝えることができるのだろうか・・・・」と。

あとは何も言いません。結局何が言いたいのかというと、
「僕はこのゲームをお薦めします!」ということ、それだけです。

たかがテレビゲーム、されどテレビゲーム。
フィクション(虚構)の世界でありながらも、
ノンフィクション(現実)の世界とがリンクする、そんなゲームです。

ゲームを通して、現実世界のことも考えられる。
ここまで強いメッセージ性と高いクオリティとを兼ね備えたゲームは、そうはありません。

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