« 9 月 2005 10 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 11 月 »

Home > 10 月 9th, 2005

2005.10.09

MicrosoftとHD-DVDとXbox360と・・・

ここのところ、BlueRay-DiscとHD-DVDとの「次世代DVD企画競争」が再燃している。「マイクロソフトがHD-DVD支持を表明」したからだ。ただ、僕は何かそこに「胡散臭さ」を感じてしまう。単純に、次世代ゲーム機競争のライバルであるソニーがBlueRay-Disc陣営だから、そのことに対する対決姿勢なんじゃないかと。だとしたら、マイクロソフトは「失敗」しているのでは?そもそも、マイクロソフトの新プラットフォーム「XBOX360」は、対応しているメディアに次世代DVDのどちらもが対応していない。BlueRay-Discは当然(?)だとしても、HD-DVDも対応していない。そもそも、何でこんな時期にマイクロソフトはHD-DVD支持を表明したのだろうか? もっと早い段階でHD-DVD支持を表明していれば、XBOX360でHD-DVDを対応メディアに組み入れることが出来ただろうに。XBOX360の「他の次世代プラットフォームよりも早めに市場に出荷したい」という作戦が、はっきりいって、ここに来て、裏目に出てしまったとしか思えない。



前から僕は思っていたんです。なんで「次世代」ゲーム機のはずのXBOX360は、対応メディアに関しては「次世代」じゃないのかって。もはや単なるDVDでは「大容量」とは言い難い状況になっているというのに・・・・・。でもね、XBOX360には、「お手ごろな次世代」っていうイメージがあるから、マイクロソフトはそこのところを市場に訴えていくんだと思う。そういえば、小島監督は、ゲーム雑誌などの各メディアで、次世代プラットフォームをこのように例えてましたっけ・・・PLAYSTATION3は、記念日などに食べる豪華なディナー。XBOX360は、週末に食べる豪華なディナー。REVOLUTIONは、家で毎日食べる豪華なディナー。本体価格だってXBOX360は、北米や欧州と比較しても、日本ではかなりリーズナブルになっていたりするし。


次世代プラットフォーム競争は、結局は「面白いソフト」にかかっている。っていうことをよく聞きます。正直なところ、面白いソフトがたくさん出てきそうな感覚があるのは、任天堂の「REVOLUTION」です。その次がSCEの「PLAYSTATION3」。まずREVOLUTIONは、やっぱりあのコントローラー。DSのタッチペンの(現段階での)成功に裏打ちされているけど、新しい「感覚的」なゲームがどんどん出てきそうな気がする。ゲームの中のキャラクターと、プレイヤーの動きが、より一体化していくかも。そしてPLAYSTATION3は、E3 2005でのプレスカンファレンスでもあったけど、テレビゲームと映画の融合が実現しそう。ゲームでもない。映画でもない。全く新しいエンターテインメントが生まれるような気がする。MGS4のPS3実機映像を見ましたか? あれはまるで映画! 「ターミネーター」とか「MIB」とか「マトリックス」とか、そういう映画で使われているCGが、そのままゲームになるかも。「ターミネーター2」の敵であるT-1000が、姿かたちを変えてT-800に襲い掛かるけど、あんなのがPS3で表現されたりなんかしたらもう・・・・・・・・・ねぇ!?じゃあ、XBOX360は?・・・・・・開発者にとってすればね、作りやすいと思うんですよ、ソフトを。だから、XBOX360向けのソフトが、コンスタントに出てくると思う。ちょっと贅沢すれば、身近に次世代を味わえるのかもしれない。そういう点では、PS3はコンスタントにPS3のソフトが出るんじゃなくて、PS2向けソフトとPS3向けソフトとが並行して開発されていくような気がする。ただPS3は、PS1のソフトもPS2のソフトもが遊べるっていう強みがあるからね。


日本のゲーム市場では苦戦を強いられてきたマイクロソフト。果たして次世代競争で、あの牙城を崩すことが出来るのだろうか??