Xbox360、ソフトを見て思うこと
日本でもまもなく発売が開始されるXbox360(以下、X360)。そのハード本体ではなく、ソフトを見ていて思うことをつらつらと…。まず思ったのは「……こ、これが次世代なんですか」という驚き。驚愕したわけじゃなく、ちょっと「拍子抜け」した。なんだか僕の想像していた「次世代」とは違う。ビジュアルが向上すれば「次世代」?HDTV完全対応なら「次世代」?5.1chサラウンド対応なら「次世代」?敵がものすごくたくさん出てくれば「次世代」?オンラインで何人もの人とゲームが出来れば「次世代」?ちょっと期待していた「Ninety-Nine Nights」のゲーム映像を見ました。多くの敵を一気に倒すことの出来る爽快感やビジュアルエフェクトを見ていてびっくりしました。でも、敵を倒した時の敵の挙動がみんな同じだった。それを見た瞬間、リアリティが薄れてしまいまして…。これじゃあ現行のPS2やXboxとかでも変わらないよ。ひょっとしたら発売時にはかなり凄くなってるかもしれないんだけどね。ちょっと気になっていた「DEAD OR ALIVE 4」のゲーム映像を見ました。確かに映像はすごい綺麗。キャラクターの服装や髪の毛などの揺らぎ方、影の描写、そしてこれまでの格闘ゲームにはない広大なステージに吃驚。でも、相手のHpをゼロにしたほうが勝利って言う1対1の格闘ゲームにおける基本的な部分は全く変わってない感じがした。これじゃあ現行のPS2やXboxとかでも変わらないよ…。気のせいなのかなぁ?「Perfect Dark Zero」のでもプレイ映像もみましたがこちらはなんだか面白そうでした。映像の「見せ方」が上手です。時々、「24 -Twenty Four-」のような感じに画面が切り替わったりして見ていて「おっ!やるなぁ!」って思いました。でも、まだまだ何かが出来そうな気はします。映像的には次世代というわりには中途半端かなぁ…なんだかね、小島監督が「MGS4では見えない部分に力を入れる」と宣言した時点で、次世代がどんなものなのかっていうイメージが変わっちゃいました。従来の「ハリボテ」的なゲームでは、もはや「次世代」とはいえないんじゃないでしょうか?MGS4が掲げるテーマの一つ、「リアルからナチュラルへ」があるべき次世代の姿のような気がします。別にX360はダメだってことを言いたいんじゃないんです。ちょっと心配しているだけです。「これぞX360!」っていうソフトが登場していないんじゃないか?って言うだけの話です。現行のXboxが登場した時、僕は正直、Xboxが市場を席巻するんじゃないかと思ったほどです。開発のしやすさ、PS2以上の高性能など本体のサイズを除いては、かなりスゴイやつが出てきたと思ったんです。ところが、ふたを開けたら……日本市場における大苦戦。期待はしているんです。PS3に先駆けての登場だし日本市場を意識したプロモーションなどを展開しているし。でもね、「X360で出来たゲームはどうせPS3にも移植できるんでしょ?」なんて言われたら、お終いでは?現時点でのX360のソフトのラインナップを見ていて思うのは、まだまだ『次世代』になりきれてないんじゃないかってこと。とくにX360本体と同時発売のソフトに関しては、特に。まだまだ次世代ゲーム機には可能性があると思います。従来のゲーム機の延長線上としてではなく全く新しいゲームシステム、そして映像の演出などが次世代ゲーム機には期待されているんだと思います。


Trackback URL
Comment & Trackback
Comment feed
Comment