2006.05.31
任天堂が新たな展開をみせる。
シンプルなゲーム性が特徴の「bit Generations」シリーズだ。
この「bit Generations」シリーズとは、ゲームの原点を見つめなおし、新しい提案や発見をしていくことをコンセプトにしたソフトがラインナップされる・・・のだが。
これはなんだ?
韓国同様にカジュアルゲームが日本でも蔓延する前触れなのか??
ゲーム機の性能や機能が広がり、可能性が広がったのにもかかわらず、これってひょっとして、この流れに逆行しているんじゃないの?
「20年の蓄積が、一気に無駄になる」。
誰かがこんなことを言っていたけど、現実味を帯びてくるかもしれない。
2006.05.26
5月25日、任天堂は平成18年3月期の連結決算短針発表を行い、その中で行われた質疑応答でWiiの価格は25000円以上は考えていない、とのコメントが出された。
普通ならこの発表を聞いて、Wiiの優勢が高まったという見方がされるかもしれない。でも価格に関して言えば、前々から「PLAYSTASION 3は高い」「Revolution(現Wii)は安い」と言われていたわけだから、今更「Wiiはお買い得」なんて報道があってもあまり影響は無いかもしれない。
ただライバルであるSCEやMSは何らかの反応を示すかも・・・・・価格改定の可能性を示唆するところがあったりして。MSのXbox360か? HD-DVDドライブとのセット価格で割安感を演出したりするかもしれない。SCEのPS3は・・・・E3で価格を言ってしまったからあれ以上引き下げることはしないかも。
PS3とWiiの2つに限って見てみれば、ローンチの段階でのそれぞれの購買者層ははっきり分かれてくるんじゃないかなって予想しています。
PLAYSTATION 3 ⇒ AV機器に関心のある人たち
Wii ⇒ TVゲームに関心のある人たち
どういうことかというと、AV機器に強い関心のある人なら、BDプレイヤーとしての魅力をPS3に感じるんじゃないだろうか。一方TVゲームに強い関心のある人なら、その革新的な操作性に魅力を感じるWiiを買うのではないか、ということです。
じゃあ両方に興味のある人は?
そんな人は多分、折衷案としてXbox360を買うのかも・・・・・・と思うわけですが、そういう人がどれほどいるのでしょうか・・・。Xbox360の新規ユーザーとなる人は、そういった考えを持っている人ではなく、もっと違う別のことのような気がします。でもその話は、また別の機会に。
いずれにしてもPS3とWiiは、割と同じような普及率を見せるのではないか、と今のところは思います。
2006.05.25
先日のE3 2006で公開されたMGS4トレイラーなのですが、小島監督曰く、「若干の処理落ち」が生じているというのです・・!(HIDECHAN! Radio 第64回「E3 LIVEスペシャル 第1回」より)
・・・処理落ちしたシーンって、一体どこなんだ??? ぜんぜん気がつかなかったんだけど・・・。
そもそもスーパーコンピューター並みの演算処理能力を持つPLAYSTATION3のパワーをもってしても「処理落ち」してしまうなんて、一体どんな映像を産み出そうというのでしょうか・・・。
冷静に考えれば、どんな高性能のコンピューターにも処理落ちする処理能力の限界というものは存在するし、ましてや今はPS3の処理能力の限界が十分に理解しきれていない段階であると仮定すれば、開発を通して「処理落ち」が発生するのは当然のことなのかもしれません。
ただ個人的に、PS3が処理落ちするなんてまったく想像していなかっただけに、少し驚いています。
デモシーンですでにPS3が悲鳴を上げそうであるとしたら、ゲームシーンではやっぱり若干ポリゴン数を減らして、その分を敵兵AIの処理にまわしたりするのかもしれない。描画速度は毎秒60フレームを確保して欲しいけど、場面によっては若干の調整が入るのかな?
個人的には、デモムービーのようなゲームシーンを実現してほしいなぁ・・・。
「若干の処理落ち」と聞いただけなのに、期待と不安がさらに入り組んでしまいました。
・・・・・・そんな時には『流星ワゴン』ですね?
北米と欧州では今、Xbox360が熱い!ゲーム情報サイト「GameWatch」によると2006年3月で全世界で320万台以上の出荷を実現している。北米が180万台、欧州が110万台、日本を含むその他の地域が30万台という内訳になっている(日本は20万台と見られている)。
北米と欧州ではこのXbox360の熱は止まる所を知らないらしく、2006年で1000万台の出荷も現実味を帯び始めている。ライバルの次世代機が市場に出回っていない今がマイクロソフト(以下MS)にとってまさに稼ぎ時だ。
・・・だがしかし、日本はどうだ?
「NINETY-NINE NIGHTS」しかり、「RUNBLE ROSES XX」しかり、「DEAD OR ALIVE 4」しかり。期待されていたタイトルの売り上げも思ったほどパッとせず、Xbox360本体の普及の底上げに一役買ったとは決して思えない。
こうなると今後控える「ブルードラゴン」や「ロストオデッセイ」も、どうなるか分からない。
昨年のXbox360のローンチ当初、あれだけ「日本市場に力を入れます!」という意思を見せておきながら、今はその意思があまり見られないのは気のせいなのだろうか。
しかしMSへのいろいろなインタビューを読む限りにおいて、彼らはこのような状況に対して、あまり逼迫した意識を抱いていないようだ。PS3に対しては「ネットワーク」という観点から自身の「Xbox Live」という財産を背景にかなり強気な発言を繰り返している。
Xbox360がPLAYSTATION3に喰われる、ということをMSは考えることは無いのだろうか?それともPLAYSTATION3は恐れるに足らず、と見ているのか? いまのMSはどちらかといえば後者の意識が強いのように窺える。
「HALO3」「GTA4」など、Xbox360の独占ソフトの発売も控えているわけだが、このままXbox360の独走状態が続くようにはどうしても思えない・・・・・・。
今日本では、NintendoDSを中心とした携帯ゲーム機の普及が、それこそ北米や欧州のXbox360の普及とは比較にならない規模で広がっている。こうした携帯ゲーム機普及の流れが北米や欧州にも及んだ場合、日本と同じような現象がこうした国々で展開される可能性も否定できない。
携帯ゲーム機が据え置きゲーム機の出荷数を上回る、という現象だ。
うわさではMSも携帯ゲーム機を開発しているといわれているが、先ごろのE3 2006ではその発表は無かった。もし日本市場でのMSブランドのゲーム機の普及を想定しているのであれば、9月に開催される東京ゲームショウでのMS携帯ゲーム機の発表もありうる。
というか、日本市場での成功を考えているのであれば、北米に先駆けて日本のゲームショウでの発表は日本市場での成功の必須条件になりうる。
もしもこれまでのXbox360の日本市場を視野に入れたプロモーションは、正直、MSの本気さを窺い知るほどのものではない。先日のE3が北米での開催ということもあって日本市場向けの発表は少なかったが、9月の東京ゲームショウでのMSの発表内容次第では、MSの日本市場対策は単なるポーズに過ぎなかったと結論付けざるを得なくなるだろう。
2006.05.24
※この記事ではPS3を「ゲーム機」というカテゴリーで見た場合を想定しています。
次世代「ゲーム機」戦争の勝者は「Wii」なのかもしれない。その理由はいろいろあるが、直接的な理由は、予想されるその「価格」だ。そしてその「価格」から予想される消費者の購買行動である。
PS3ユーザーであれXbox360ユーザーであれ2台目のゲーム機として購入するならば、価格的に安価なものを選ぶと考えられる。となると、3つの次世代ゲーム機の中で一番安価と考えられるWiiを購入する可能性が非常に高いのだ。
つまり、Wiiをメインに考えている消費者と、Wiiを2台目に考えている消費者とをあわせれば、結局Wiiが一番普及する結果になる、という予想が出来る。
Wiiにどのような魅力を感じるのか人によって様々であるが、あのユニークなリモコンコントローラーにどれほどの魅力があるのか、現時点ではよく分からない。むしろ未知数だ。
あのリモコンコントローラーに対して魅力を感じているのは、今のところゲームクリエイターの人たちだろう。あのコントローラーがゲームクリエイターのクラフトマンシップを刺激しているに違いない。
ただ、ゲームユーザーから見てあのコントローラーに対する不安感は大きいはず。もしもゲームファンがWiiをローンチで購入するというならば、それは「昔のゲームが遊べるから」という理由から来たものかもしれない。
しかし任天堂には大きな自信が有る。それはNintendoDSという「実績」だ。あのタッチペンという新機軸をゲーム機に導入し、幅広いユーザーを獲得した実績がある。入力装置(コントローラー)の変革に成功した実績が、このWiiの成功を確信する自信となっているのだろう。E3 2006で「さわれば分かる!」と掲げていることからも、その自信の程が伺える。
そうなると任天堂が本当に勝者となるには、「さわれば分かる」という実感をユーザーに体験させなければならない。つまり、あのコントローラーに触る機会を与える必要があるはずだ。
NintendoDSは「Touch!」というコピーを前面に打ち出したプロモーションを行ってきた。
Wiiにおいてもこの「Touch!」が、Wii成功の大きな鍵になるだろう。