2006.05.22
PS3の価格は高すぎるのか?
PLAYSTATION 3。2006年11月11日、日本発売。
価格はHDD20GBタイプが59800円(税込62790円)、HDD60GBタイプはオープンプライス。
さて、この価格は果たして高いのか、それとも妥当な価格なのか。もしくは安すぎるのか?
「たかがゲーム機に60000円も出せない」という人が多いかもしれない。でも、見方を変えるとこの値段に対する感じ方も変わるかもしれない。
今回は比較対照として現在唯一の次世代「ゲーム機」であるXbox360を持ち出したい。
ちなみに、
Xbox360の価格は39795円(税込)。
PLAYSTATION3の20GBタイプの価格62790円と比べて20000円以上も安い。
さて、PS3は全てのゲームソフトはBD-ROMで発売されます。当然BDに収録された映画なども観れます。
一方、Xbox360はDVD-ROMを採用しています、次世代DVDであるHD-DVDは、周辺機器として発売されるHD-DVDプレイヤーを購入する必要があります。
このXbox360用のHD-DVDプレイヤーの価格いかんによっては、次世代DVDプレイヤーとしての機能を含めた価格ではXbox360とPS3とは同等の価格になる可能性があります。
かつて、「PS2とXboxの価格比較」という話題がありました。その当時、Xboxの価格はPS2よりも高いという意見がありました。しかし、Xboxの付加価値である「ネットワークゲーム」を遊ぶためには、PS2は周辺機器を購入する必要があったのですが、Xboxは本体を購入すればそのままで遊ぶことが出来ました。
その構図が次世代機でも発生したのです。
そうなると、PS3の上位機種である60GBタイプでHDMIや無線LAN搭載のモデルの価格も、そのスペックから見て果たして「高い」と言い切れるのだろうか。
ただこれは「相対的」に比較した場合である。
60000円という値段を「絶対的」に見た場合、やはり「高い」というのだろう。
6万円の出費を高いと見るか安いと見るか。
それはPS3を「ゲーム機」と見るか「家電」と見るか、もしくは「コンピュータ」とみるかで変わってくるだろう。
極端な例だが、生粋のゲームユーザーはPS3を「ゲーム機」と考えるかもしれない。そうなると、生粋のゲームユーザーは欲しいゲームが出ない限りPS3を買う事は無い可能性が高い。もしくはPS3の価格が下がらない限り購入しないかもしれない。その分がWiiに流れる可能性だってある。
AV機器に関心のある人であれば、PS3を安価なBDプレイヤーと見るかも知れない。そうなるとAV機器が好きな人はBDソフトと合わせてPS3を購入する可能性もある。
そういえば、PSPが出た当初は「これはゲーム機なのか音楽プレイヤーなのか、一体何なんだ」と言われていたが、SCEのアンケート調査によればPSPでゲームを楽しんでいる人が圧倒的に多い状況である。PS2も発売当初はDVDプレイヤーとして購入する割合が多かったが、MGS2やACの発売を契機にゲーム機へと移行していった。
PS3も家電からゲーム機へと流れるかもしれない。
