2006.05.24
次世代ゲーム機戦争の勝者はWii?
※この記事ではPS3を「ゲーム機」というカテゴリーで見た場合を想定しています。
次世代「ゲーム機」戦争の勝者は「Wii」なのかもしれない。その理由はいろいろあるが、直接的な理由は、予想されるその「価格」だ。そしてその「価格」から予想される消費者の購買行動である。
PS3ユーザーであれXbox360ユーザーであれ2台目のゲーム機として購入するならば、価格的に安価なものを選ぶと考えられる。となると、3つの次世代ゲーム機の中で一番安価と考えられるWiiを購入する可能性が非常に高いのだ。
つまり、Wiiをメインに考えている消費者と、Wiiを2台目に考えている消費者とをあわせれば、結局Wiiが一番普及する結果になる、という予想が出来る。
Wiiにどのような魅力を感じるのか人によって様々であるが、あのユニークなリモコンコントローラーにどれほどの魅力があるのか、現時点ではよく分からない。むしろ未知数だ。
あのリモコンコントローラーに対して魅力を感じているのは、今のところゲームクリエイターの人たちだろう。あのコントローラーがゲームクリエイターのクラフトマンシップを刺激しているに違いない。
ただ、ゲームユーザーから見てあのコントローラーに対する不安感は大きいはず。もしもゲームファンがWiiをローンチで購入するというならば、それは「昔のゲームが遊べるから」という理由から来たものかもしれない。
しかし任天堂には大きな自信が有る。それはNintendoDSという「実績」だ。あのタッチペンという新機軸をゲーム機に導入し、幅広いユーザーを獲得した実績がある。入力装置(コントローラー)の変革に成功した実績が、このWiiの成功を確信する自信となっているのだろう。E3 2006で「さわれば分かる!」と掲げていることからも、その自信の程が伺える。
そうなると任天堂が本当に勝者となるには、「さわれば分かる」という実感をユーザーに体験させなければならない。つまり、あのコントローラーに触る機会を与える必要があるはずだ。
NintendoDSは「Touch!」というコピーを前面に打ち出したプロモーションを行ってきた。
Wiiにおいてもこの「Touch!」が、Wii成功の大きな鍵になるだろう。
