2007.02.14
<ソニー>次世代半導体、自社生産を断念(毎日新聞)
以下記事を抜粋
ソニーは13日、半導体事業を大幅に見直し、家庭用ゲーム機「プレイステーション3」向けなどの次世代半導体(回路幅45ナノメートル=ナノは10億分の1メートル)の自社生産を断念する方針を明らかにした。台湾の専業メーカーへの委託などを検討する。次世代半導体の単独生産には3000億円以上の設備投資が必要で、他の国内メーカーが追随して生産を断念することも予想され、半導体分野の新たな再編につながる可能性もある。
ソニーの半導体事業は06年度の売り上げが約7700億円に増えるが、04年度から3年連続の赤字となる見通し。同日会見した中川裕副社長は半導体事業からの撤退は否定したが、「何でも自前でやる必要はない。今後は利益重視で選択と集中を進める」と述べた。
次世代半導体の生産取りやめで、07年度から3年間の設備投資を04~06年度の3年間(4600億円)に比べ大幅に削減。事業分野も液晶テレビや次世代DVD「ブルーレイ・ディスク(BD)」を動かすシステムLSI(大規模集積回路)、デジタルカメラやビデオカメラに使われる撮影用半導体に絞りこみ、黒字化させる。
半導体は電気回路の幅を細くするほどチップ面積が小さくなって価格を下げられ、消費電力が減るなど性能も上がる。現在の最先端は65ナノメートルで、各社とも06年から生産を始めているが、微細化すると生産するための設備投資額は激増する。
国内の半導体メーカーは家電会社の一事業部門としてスタートしたため、大半は売上高が数千億円~1兆円規模と世界的に見れば小規模で低収益。08年にかけて必要な45ナノメートルの次世代半導体の量産投資は重荷になっていた。
05年には経済産業省主導で日立製作所や東芝、松下電器産業など国内の主要各社が大同団結する「日の丸半導体」計画が浮上。共同出資会社設立までこぎつけたが、利害対立から実現に至らなかった。ただ各社とも単独投資が経営を圧迫する事情に変わりはなく、ソニーの次世代半導体の単独生産断念が新たな合従連衡の呼び水になる可能性もある。【斉藤望】
毎日新聞 2007年2月14日 3時00分
以上
情報ソース MSN毎日インタラクティブ版
情報ソース livedoor版
うーん。
『痛いニュース』とかいって「ネタ」にされてしまいそうな気がするなぁ・・・。
Cellプロセッサのことだと思うんだけど、自社生産でまかなう場合のコストと、委託してまかなう場合のコストを考えた結果の判断だと思う。
45nmのプロセッサを自社生産し、長期的に黒字を目指すような体力が、今のソニーにはないって言うことなんだろうね。
今後のPS3に大きな影響を与える大英断であることには変わりないと思う。
SONY製の半導体を搭載したPLAYSTATION3をお買い求めになりたい方は、今です!(笑)
