[TGS 2007] 僕の目から見たTGSでのPS3とXbox360
これはボクの勝手な偏見なのかもしれませんが、今年のTGSはPS3に持っていかれたような、そんな印象を受けます。そもそも任天堂が出展していないからそういった印象を受けてるのだと思いますが、それよりも今年はXbox360タイトルが脆弱・・・っていう気がしちゃって。
TGSにおけるPS陣営の巻き返し。そのお膳立ては7月のE3から目に見えていたところはあります。「新型PSP」は、それまでDSにしか目が行かなかったユーザーへアピールすることができるし、「MGS4」や「GT5(プロローグ)」などのビッグタイトルの発売が見えてきたこと。そしてTGSの基調講演が平井一夫SCE社長だということからして、こうなることはある程度想像できたというか。
とはいえXbox360だって「Halo 3」という超ビッグタイトルの発売が控えているし、E3 2007でマルチプラットフォームタイトルのプレイアブル出展の多くがXbox360だったから、この流れはTGSでも見ることが出来るかと、そう思っていたのですが・・・。
確かに去年のTGSではXbox360がリードしてるなぁ~っていう印象が強かったですね。それだけにXbox360に関しては、今年はやっぱり物足りませぬ。
注目のXbox360タイトルがあるにはあるんです。マルチプラットフォームのタイトルも入れると思い当たるものだけでも
- Halo 3
- Devil May Cry 4
- Assassin’s Creed
- Ninja Gaiden 2
- 真・三國無双 5
ってあるんだけど、全体的にはどうも影が薄い。
ひょっとするとサードパーティは、日本市場に限ってはXbox360を見切ってしまったのかも? 発売から1年経たずに国内販売台数が100万台を突破したWiiとPS3なのに、Xbox360はいまだに100万台に手が届いてない。1年というアベレージがあったのにこの様子では、将来的に国内のXbox360のシェアはますますWiiやPS3と開いてしまうのではないか・・・? そう思ったサードパーティによる日本市場戦略の姿が今年のTGSにあったのだろう。
僕にとって一番の驚きは、DUALSHOCK3でもなければ、カプコンブースに草野仁さんが登場したことでもありません。E3 2007で話題を集めた「Call of Duty 4: Modern Warfare」が、日本ではXbox360向けの発売予定がないということ。将来的な可能性はあるにせよ、E3 2007ではMicrosoftのカンファレンスでデモプレイされただけに、当然のようにPS3版とほぼ同じ時期に国内でのXbox360向け発売があると思っていたので驚きました。
さらに驚いたのが、もともと「Call of Duty 4: Modern Warfare」がPS3を前提に開発されていたということです。いくら僕でもこれには驚きました。海外のパブリッシャーはXbox360向けに開発して、そのあとPS3へ移行するという形が定着しているものだと、僕は当然のように思っていたのです。ところがCOD4に関してはどうやら違うらしい。COD2開発完了の頃からCOD4開発がスタートしたというので、開発スタートは2005年の終わり頃だ。
参照→「アクティビジョン カンファレンス 2007」開催 PS3「コール オブ デューティ4」など新作4タイトルを発表(Game Watch)
2007年のTGSにおけるXbox360陣営の失敗。それはサプライズが「Ninja Gaiden 2」しかなかったということだろう。(思えば2006年の今頃は、Xbox360の周辺機器のラインナップが豊富になるというアナウンスがあったりしたので、その辺りは今年のPS3がXbox360と同じ道を歩んでいるということだろうが、)一歩先を行っているはずのXbox360がサプライズを用意できなかったのはかなり痛い。
E3では発表された新サービスも、TGSでは音沙汰なしのようだった。これはひょっとすると、Microsoft自身が日本市場に見切りをつけ始めている兆候なのかもしれない。



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