« ラチェット&クランク FUTURE 体験版プレビュー | 【NIKKEI NET IT PLUS】Wiiソフト、任天堂の一人勝ちが止まらない理由 »

【ファミ通.com】エンターブレインの浜村社長がセミナー“2007年秋季 ゲーム産業の現状と展望”を開催

GLB Topics Nintendo DS Nintendo Wii PLAYSTATION 3 PlayStation Portable Xbox 360

半月に一度の割合で開催されている、浜村社長のセミナーが10月12日に行われました。その記事の内容を転載しながらあれこれ思ったことを書いていこうと思います。なんかこういう形式がシリーズ化しつつあるのが怖い。(以下、分割全文抜粋)
ソース記事 http://www.famitsu.com/game/news/1211145_1124.html

●変化の主役は“時代に選ばれた携帯ゲーム機”ニンテンドーDS

変化の波の中心にあるのは、いうまでもなくニンテンドーDSだ。現時点(2007年9月30日まで)における国内での販売台数が1937万台を超えたニンテンドーDSは、2007年末までの販売台数が2100万台を超えることが予想されており、「いままでにまったくなかった異質のスピードで成長を続けている」(浜村)という。

今年で2000万台を突破しちゃって、最終的には2100万台ですかぁ~。なんかDSってさ、価格やデザインを含めて、携帯電話みたいなノリで購入で来ちゃう気がする。一種のファッションみたいな?それが「異質なスピード」の要因なんじゃないかな?

ニンテンドーDSの躍進を支えているのは、昔ゲームで遊んでいたけれど最近は遊ばなくなってしまっていた “回帰ユーザー”と、“新規ユーザー”で、両者を合わせると全ニンテンドーDSユーザーの65パーセント近くに上る。なかでも浜村社長が着目したのが“回帰ユーザー”で、30~40代の“回帰ユーザー”がニンテンドーDSの市場を大きくしているのではないかと分析。結果として、「任天堂のゲームへの無関心との勝負は確実に成果を上げている」(浜村)とした。

DSユーザーの65%は「回帰ユーザー」と「新規ユーザー」‥‥できればそれぞれのパーセンテージを載せてほしかったなぁ。「回帰ユーザー」っていってもゲーム経験者なわけだから、「新規ユーザー」をDSがどれだけ取り込めているのか知りたかった。

学習系ソフトに引き続き、“役に立つ”をキーワードに、“健康・美容ジャンル”がつぎなる市場として立ち上がる可能性が高いことを指摘した浜村社長は、「“役に立つ”に惹かれてニンテンドーDSを購入したユーザーは、つぎは果たしてゲームを買うのか?」という設問を投げかけ、興味深い調査結果を紹介した。“最初に実用・学習系タイトルを購入したユーザーがつぎに購入したソフト”として、学習系以外の任天堂タイトルを購入したユーザーが32.5パーセント、ほかのメーカーのタイトルを購入したユーザーが9.4パーセントと、合計41.9パーセントのユーザーがゲームを購入したというのだ。その調査を踏まえ、浜村社長は「ニンテンドーDSで、今後ゲームが伸びる可能性は大きくある」と説明。その流れはすでに、既発売のゲームの販売傾向にも如実に現れており、『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』は33.2パーセント、『NEW スーパーマリオブラザーズ』に至っては40.5パーセントが、いままであまりシリーズをプレイしてこなかった新しいユーザーであるという。

「役立つ」から「ゲーム」への流れは、確かに存在する‥‥実は僕は、DSと同時購入したのが「えいご漬け」で、2つめは「逆転裁判 蘇る逆転」‥‥まるっきりこのパターンでしたw でも、なんていうかさ、この浜村社長の分析はちょっと危うさがあるような、そんな気がします。

また、ニンテンドーDSの最近の傾向として、レベルファイブの『レイトン教授と不思議な町』やカプコンの『逆転裁判4』に代表されるアドベンチャーゲームの比率が増えてきている。「学習系ソフトから入ったユーザーが、タッチペンを操作するだけで物語を進められるアドベンチャーを好んだのではないか」(浜村)という。ファミコンの時代にも、アクションゲームという間口の広いジャンルから入ったユーザーが、アドベンチャーそしてRPG&シミュレーションへと親しんでいったのと同じ流れが、ニンテンドーDSでも生じるのではないかと浜村社長は分析する。

DSはアドベンチャーゲームと相性がいいハード、ってことは僕も前から感じてました。十字キーでコマンドを選ぶのって煩わしく感じるときがあるけど、タッチペンだと即効性が高いからストレスを感じないんだよね。ただ、アドベンチャーゲームの比率の増加という現象が、必ずしも「間口の広さからアドベンチャーゲームへの流れ」の影響だからではないはず。あくまでも「傾向」だよね。

アドベンチャーゲームの比率の増加、その胎動ってやっぱりGBAの「逆転裁判」のころからあったと思う。いや、むしろ「逆転裁判」の恩恵なんじゃないのかな?

さらにニンテンドーDSには、「RPGとして初めて家庭用ゲーム機で成功したタイトル」(浜村)の『ドラゴンクエスト』シリーズが控えており、『ドラゴンクエスト』シリーズがニンテンドーDSをさらに普及させると結論づけた。学習系ソフトのヒットにより、ゲーム人口の拡大に大きく貢献したニンテンドーDSだが、アドベンチャーゲームや『ドラゴンクエスト』シリーズなどにより、今後もゲームの普及にさらに貢献しそうだ。

個人的にはDQ9はDSタイトルなのにすべると思ってまして。あまり評判良くないみたいじゃないですか?ゲームシステムも従来のシステムに戻しちゃったでしょ?DSで出す理由がWiFiプレイだったはずなのに、これじゃ本末転倒。

売れないといっても、普通に売れるとは思うけどさ、「思ったほどじゃなかった」的な数字になると思います。

あと、2000万台も売っていて、これから先もまだ売れちゃうのかと思うと、ちょっと疑問符がつきます。「DQ9が出たらDSを買うと」いう消費者が「DSを普及」に貢献するほどいるのかどうか、ちょっとわからん。っていうか、DQ9を遊びたいという人の多くが、いまだにDSを持っていないとは思えない。。。

ニンテンドーDSとは対照的に、10代のゲームユーザーに訴求しているPSP(プレイステーション・ポータブル)は、値下げ効果もあり2007年9月30日末までで634万台を販売。「ソフト次第ではまだまだ伸びる可能性があるのでは」(浜村)としている。

‥‥逆にDSって10代のゲームユーザーには訴求していないって事? ‥‥ということは置いといて。女性ユーザーの訴求も高まりつつあるPSPだから、20~30代の女性をターゲットにしたソフトが出始めると、まだまだ伸びるような気がします。そういえばTGSの基調講演で何か出るって言ってたっけ。

●Wii、プレイステーション3、Xbox 360と三者三様の戦略

昨年末に出揃った新世代ゲーム機では、やはりWiiが絶好調。「国内では、Wiiの累計販売台数がプレイステーション3の3倍となっており、それは世界的な傾向」(浜村)であるという。ただし、『Wiiスポーツ』が200万本、『マリオパーティ8』が80万本以上売れているのに対して、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』は53万本、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』は47万本に留まっていることに言及し、「ゲームファンに訴求するソフトは50万本程度に留まっており、家族で遊ぶコミュニケーション要素の強いソフトが売れています」(浜村)と説明した。

世界的にWiiはPS3よりも3倍売れている。これは面白い数字ですね。確かDSとPSPも同じ比率なんですよね。

そういえば先日WiiとPS2で発売された「ドラゴンボール」と「パワプロ」、その売り上げがそれぞれPS2の方がWiiよりも上だったらしいですね。

ここには出てないけど、「Wiiでやわらかあたま塾」の売り上げは20万本強‥‥となると、必ずしも「家族で遊ぶコミュニケーション要素の強いソフトが売れる」わけじゃなさそう。つまり、浜村社長が示した事例は、結果として売れたソフトの傾向なんだということ。

とはいえ、Wiiは今後も大いに期待できそうだ。12月1日に発売が決定した『WiiFit』は、Wiiユーザーの属性に合っているためにキラータイトルとしてハードを牽引することは間違いないし、『スーパーマリオギャラクシー』(11月1日発売予定)と『大乱闘スマッシュ ブラザーズX』(2008年1月24日発売予定)も控えている。そして何よりも大きいのは、カプコン『モンスターハンター3(トライ)』の発表だという

「『モンスターハンター』シリーズの人気は中高生が支えているのですが、Wiiはその層が弱かった。つまり、Wiiにとって『モンスターハンター3(トライ)』は、欠けていた最後のピースだったのです。『モンスターハンター3(トライ)』によってゲームファンがWiiに興味を持ち始めているし、年末年始には『スーパーマリオギャラクシー』と『大乱闘スマッシュ ブラザーズX』というゲームファンに訴求するタイトルも発売される。Wiiはこれにより、ゲームファンにも受け入れられるでしょう」(浜村)

「WiiFit」「スーマリギャラクシー」「スマブラX」は欲しい!でも「MH3」は欲しくないなぁ~。もともとこのシリーズを遊んだことないから仕方がないのかな?

Wiiが中高生の支持を得ていない‥‥そんな印象は確かに僕も抱いてます。

じゃあMH3がWiiで出ることで、中高生がWiiに興味を持ち始めているのかと思うと、う~ん、どうなんだろう。「関心」は抱いていると思いますよ。でも「興味」は示してないんじゃないかなぁ?

MH3はMHPみたいに、じわじわと浸透していくような気がします。浸透するのだとしたら、ね。口コミ的なヤツで。クエストの配信やWiFi協力プレイなど、MHPのシステムを継承した上でのMH3であれば、ひょっとしたら「興味」を示してくれるんじゃないかな?

また、『モンスターハンター3(トライ)』が、ゲーム関係者に及ぼす影響も見逃せないだろうと浜村社長は指摘する。『モンスターハンター』シリーズは、グラフィックの水準が極めて高くマシンに負荷のかかるゲームだった。それがWiiで発売されるということで、多くの経営者が「『モンスターハンター』シリーズがWiiで出せるなら、うちのゲームもありだな」と判断するだろうというのだ。「家庭の誰からも嫌われないハード」としての立場を確保したWiiは、この年末さらにゲームマシンとして訴求するだろうというのが浜村社長の分析だ。

そうそう。MH3って、実は業界への影響が一番大きいような気がします。ただ、今はまだ「様子見」みたいなところじゃないかな。すべてはMH3が成功するか失敗するか。

一方で、Wiiと比較すると少し勢いがないのがプレイステーション3の現状だ。プレイステーション3ならではのソフトがなく、ラインアップ不足が響いているのがその要因。とはいえ、「垂直立ち上げはないが、今後はじわじわと販売台数を伸ばしてくるのではないか」と浜村社長は予測する。プレイステーション3の本当のスゴサを実感するにはハイビジョンテレビの存在が不可欠であり、まずはハイビジョンテレビが家庭に普及するのを待たなければならないからだ。「プレイステーション3が本領を発揮するのは家庭にハイビジョンテレビが行き渡りはじめる2009年から2010年にかけてではないか」(浜村)という。

PS3ソフトのラインナップ不足は、一時期は本当に深刻に感じていました。でも最近は、なんかそんな気がしないんだよなぁ~。「龍が如く 見参!」が2008年の春に出るって聞いたときに強く思ったもん。PS3でも割とテンポ良くゲームが出せんじゃないかな?って。前作「龍が如く2」から1年半くらいしか経ってないんだよ??もっといえば「龍が如く1」から2年半だし。

そしてHDTVがいきわたり始めるのが2009年から2010年・・・社長は家電にも明るかったのか。

しかしどうだ?2009年っていうのはどうだ?

2008年は北京オリンピックがあるでしょ?そこでまた需要が高まりそう。だから僕は、来年末にはPS3の本領発揮(の胎動)が始まると思う。

ちなみに2010年はFIFAワールドカップだ。ワールドカップイヤーにはサッカーゲームが良く売れるというジンクスがあるとかないとか???

海外ではいまだにプレイステーション2が大人気で、欧米でXbox 360の販売台数が少し落ち始めているという事実も、いま焦ってプレイステーション3を普及させる必要がないという戦略の正当性を後押ししている。値下げの発表も好材料と言えるだろう。ただし、「互換性がなくなったのは気になる」と浜村社長は言う。「70パーセントのユーザーが互換性を重要視している北米では、とくにそれが痛い。互換性がなくなったことで、プレイステーションフォーマットの根幹が揺らいでいるという印象を受けます」(浜村)。

新PS3のPS2互換性の話は以前にもこのブログで書いたけど、近い将来、アップデートで互換性を保つようにすると思う。EE&GS搭載PS3の在庫を処分して、新PS3へ移行させるプロセスの第1段階なんじゃないかな?(参考:新PS3 EE&GSをはずした理由

たださ、「将来的には互換性を保つはず」なんてことを浜村社長の口からは言えないよね?立場的にさ。大人の事情ってやつだよ、きっと。

とはいえ、ラインアップ不足が叫ばれるプレイステーション3にあって、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は自社タイトルの充実に重点を置き始めている。有力な開発会社を相次いで買収し、自社スタジオを強化しているのだ。もともとは、海外では圧倒的な実績を誇るSCEの自社タイトルだけに、今後は強力なタイトルが出てくることが期待されるところ。「タイトルが出揃ってハードの価格が30000円を切る段階で普及台数を伸ばす可能性がある」と浜村社長はプレイステーション3について結論づけた。

例を挙げれば、確か「MotorStorm」のevolution studioを買収したんじゃなかったっけ?あと「Killzone」のGuerrilla B.V.、「SOCOM:U.S.NAVY SEALs」のZipper Interactive、「Pursuit Force」のBigbig Studios。

金に物を言わせて‥みたいな批判をいう人もいると思う。でもこれってある意味、PS3というゲーム機を作ってしまったSCEの責任なんじゃないかな?

しかしどうだ。PS3が3万円を切るときに普及台数が伸ばせるって、どんだけ待てばいいのさ!? でもね、4万円を切るのに1年かかったから、もしや来年には3万円を切るPS3が・・んなこたないか。

日本ではいまひとつ地盤の弱いマイクロソフトのXbox 360については、「海外では圧倒的な強さを誇るだけに、最近ではマルチプラットフォーム展開を取るサードパーティーも多く、これから力を入れていくならXbox 360にもチャンスがある」と浜村社長は見ている。北米ではハードの販売台数が若干落ちてきてはいるもののソフトの販売本数は絶好調で、1台のハードに占めるソフトの装着率は4.5本と、ほかのハードに比べて圧倒的な高さを誇るのも強みだ。Xbox 360はそれだけ熱心なファンに支えられているということだ。全世界で400万本を超える販売本数を記録している『Halo 3(ヘイロー 3)』だが、発売後20時間で100万人以上のユーザーがオンラインに接続しており、Xbox 360に関しては「ハードで利益を上げられなくても、ネットワークで利益を上げるという発想ができているのではないか」(浜村)という。PCでゲームを遊ぶユーザーも増えており、PCやXbox 360のゲームがいっしょに遊べるLive Anywhereも実を結びつつある。「Xbox 360もじわじわと価格を下げて普及はさせていくでしょうが、ネットワークのダウンロードとPCビジネスで利益を上げる未来図を考えているのではないでしょうか」(浜村)というとおり、ネットワークという圧倒的な強みを武器に、マイクロソフト陣営は、Wiiやプレイステーション3とも違った、独自の道を歩み始めているようだ。

Xbox360の話題は苦手というか、書きにくいから申し訳ないんだけど、本体の売れ行きが落ちているっていう話は聞いたことがあります。7月のE3で数字のマジックを使ったプレゼンをしたあたりにマイクロソフトの焦りが出ている、なんていう記事も目にしました。

マイクロソフトはPCビジネスとの連携に力を入れていることは間違いないね。PS3との差別化を図れるとしたら、やっぱりそこしかない。

ネットワークがXbox360の強みと言われているけど、PS3もネットワークの機能が向上しているからね。だからマイクロソフトの第2の道はPCとの連携なんだと思う。そのことは2006年のE3の時から言っていることだから、PS3対策は、その頃から既にやっているんだよね。

ただ、ただPS3も「Home」っていうのを始めようとしていて、その「Home」の空間を携帯電話やPCと共有させようとしているみたいだから、マイクロソフトはまたさらに新たな戦略を練っているんじゃないかな?

●2007年は過去最高の市場規模になる

ニンテンドーDSやWiiの好調ぶりに後押しされる形で、過去最高のペースを維持している2007年度上半期のゲーム市場。2007年度上半期のゲームソフト推定販売本数を紐解いてみると、上位20本中18本がニンテンドーDSとWiiのソフトで(うち12本が任天堂のソフト)、任天堂のハードがメインプラットフォームであることがさらに明確になった。サードパーティーもニンテンドーDSやWiiへの取り組みで明暗を分けており、いち早くシフトしたスクウェア・エニックスやバンダイナムコゲームスは数字を伸ばしているという。以上の動向を踏まえ、2007年のゲーム市場は空前絶後の規模を誇った2006年を超える可能性があると浜村社長は最後にまとめた。これから年末商戦にかけて、さらに活況を呈するだろうゲーム市場に注目が集まるところだ。

言い換えた方がいいと思う。「上位20本中12本が任天堂のソフト・・。任天堂のゲームが市場の中心にあることがさらに明確になった。」ってw

サードパーティにとって2007年は2006年と同じ「過渡期」といった気がします。本心はまだ「様子見」みたいな、そんな雰囲気が漂ってます。

この年末年始の市場動向次第では、PS3やXbox360の盛り返しは十分にあると思うけど、可能性は低いだろうな。やっぱりWiiのタイトルは「強い」ものが多いですよ。幅広い層の訴求できるタイトルを持っていることもWiiの強みだよね。

年末年始のことでいえば、なんとなく携帯ゲームタイトルに元気がないかも。話題作が据え置きゲームタイトルに比べて少なくないよね?なんか「イロモノ」なゲームが多いというか、目立つというか。話題作の影が薄いというか。

せっかく元気な携帯ゲーム市場なんだから、ちょっともったいない。

関連記事

Trackback URL

Comment & Trackback

No comments.

Comment feed

Comment





XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>