スーパーマリオギャラクシー レビュー
本日、『スーパーマリオギャラクシー』のスターをコンプリートできました。

Super Mario Galaxy Map posted by (C)TOMOHISA
実はルイージでもプレイでき、合計240個のスターを収集できるわけですが、ルイージプレイはまた後日ということで、ひとまず本作は終了。さっそくレビューを書いてみたいと思います。
『スーパーマリオギャラクシー』は『スーパーマリオ64』以来となる3Dアクション。やはりジャンプアクションこそマリオの真骨頂でした。
Story
『スーパーマリオギャラクシー』も基本的には「またまたさらわれたピーチ姫を助け出すこと」が根底にあります。これもシリーズ不変。で、そのストーリーに「宇宙」を取り入れた結果、ものすごく壮大なストーリーになってしまいました。
それまでは「ピーチ姫が助かってよかったよかった」で終わるところ、本作は「宇宙」「生命」といったことが、隠し味のように織り込まれています。
こんなストーリーになるとは、きっと宮本さんも思っていなかったことでしょう。ww
Design
ゲームシステムは基本的に『スーパーマリオ64』とあまり変わりません。
「ライフ制度」「スター獲得でステージクリア」などなど。
マリオの動きもほとんど一緒。ただ、新たに登場した「スピン」がこのゲームの面白さを飛躍的に向上したといってもいいでしょう。新アクション「スピン」なくして『スーパーマリオギャラクシー』は存在しなかったと断言できます。
逆に言えば、「スピン」が全てみたいなところがあって、せっかくの「ジャンプアクション」が影を潜めてしまったかなぁ‥‥。特に敵を倒すときなどでは「スピン」があまりにも便利なので、危険性の高い「ジャンプ」はあまりしなくなってしまいました。
特にボス戦ではこの傾向が顕著です。ほとんどのボスが「スピン」で倒すことになると言ってもいいんじゃないかな?
そして「惑星」「引力」の概念が反映されたステージは「斬新」の極みです。
ただ、全てのステージが球体になっているわけじゃありません。『スーパーマリオ64』の延長線上のようなステージ‥‥確かにそれは「惑星」なんだけど、ぽっかり開いた穴の底には「ブラックホール」が存在していて、落ちたらゲームオーバー‥‥そんなステージも結構多いです。
球体ステージになったことで気になるのが「カメラ位置」です。
「酔いにくいカメラを研究した」というそのカメラですが、僕自身が「酔いに強い方」だからそれを実感できません。ある程度は自分でカメラ位置を調整できますし。
ただ、ステージによってカメラの「仕様」が変えている辺りは、非常に丁寧に感じました。
それと難易度。基本的に、幅広い年代の人たちが楽しめると思います。必要最低限のスター(60個)でのクリアは、比較的易しいかも(それでも遊び応えはあると思う)。
ただし、スター120個のコンプリートを目指す方は、相当の覚悟が必要でしょう。「パープルコイン オン ルイージ」の難しさは、ある意味「鬼」ですw
見た目は簡単そうだし、操作もシンプル。だけどその化けの皮を剥いだら鬼のような難しさ。これもまたシリーズ不変w
Gameplay
『スーパーマリオギャラクシー』のキモである「スピン」。その操作は非常に簡単で、Wiiリモコンを軽く振るだけで発動します。この「振る」動きと「スピン」との連動が気持ちいいんです。その相性のよさは、一度体感すべき!
それとは逆に、遊びにくくなったのが「踏みつけ」です。球体状のステージなどでの「踏みつけ」は、正直、危なっかしいです。狙いを定めにくいんですね。
そして最大の「仕様」でもある「引力」ですが、これが‥‥ハッキリいいましょう。操作に混乱が生まれるときがあります。
特にマリオが画面上で逆さまになるような場面‥‥例えばドーナツ状の惑星だったり、突然反転したりする惑星‥‥などではコントローラーの入力の向きに混乱します。戸惑います。
『デビルメイクライ』とかでは、突然カメラの向きが変わってしまい、コントロールに混乱するってことがありますよね。あれに近いものが『スーパーマリオギャラクシー』にもあります‥別にカメラの位置が変わったわけじゃないのに。
あとゲームとは直接関係無いけど、個人的にはWiiリモコンを使ってのアクションゲームはこれが初めてだったんですが、違和感が無くて吃驚しました。話には聞いていましたが、両手を自由な場所に置いてコントロールするっていうのが本当に楽!
Presentation
スターリングを使っての移動は、それまでのマリオには無いダイナミズムがあって、見ているだけでも心がときめきます。実写の映画やマンガなどで、人が空を飛ぶことに違和感を感じてしまう人でも、「マリオだから許せる」みたいな、そんな説得力さえ感じてしまいます。
デモシーンでの登場キャラクター達のセリフは、全て字幕表示です。一部だけ英語音声が取り入れられています。その辺りが僕なんかは、非常に「日本人が作ったゲーム」らしいなぁ~と思ったりします。
デモシーンのことを書いたので、グラフィックの面にも触れましょう。やはり「マリオ」ですから、リアリティの追究なんてナンセンスですよね。でも、敵キャラクター達やステージなど、全体的に温かみを感じるデザインです。
「マリオらしさ」が伝わる温かみ、とでもいいましょうか。
そしてその「温かみ」が感じられるように、丁寧にその「質感」を表現しています。安心して見られるんだけど、やることはしっかりやっています。
そしてなんといってもその「ボリューム」です。遊んでも遊びきれないほどです。全120ステージ。『スーパーマリオ64』のスター70個とは比較になりません。
さらには操作性の若干違うルイージで遊べば2倍楽しめるわけですから、非常におトクです。
Conclusion
難易度設定がありませんが、ステージが進むたびに徐々に難しくなっていく構成なので、ライトユーザーからコアユーザーまで、幅広い層に楽しんでもらえるゲームに仕上がっています。
3Dアクションゲームに「引力」という概念を持ち込んだが故に、操作性に若干の問題を抱えてしまってます。ただしそれは一部の場面だけであって、全体的には問題はありません。
音楽やグラフィックなど、しっかりと丁寧な仕事をしています。「子供だまし」な作り方はしてないですね。
(余談過ぎて本文ではあまり触れませんでしたが、「アシストプレイ」は楽しそうだよね・・・。)
* * * * * * *
Story. 9.0 /10
いつもと変わらない内容と思いきや、今までにない「果敢なさ」をも感じる、そんな「オトナのマリオ」
Presentation. 10.0 /10
遊んでも遊びきれないそのボリュームは完璧。空を飛び回るマリオの姿に心踊ります。
Graphics. 9.0 /10
CG映画とまではいかないものの、クレイアニメを髣髴とする美しさ。
Sound. 9.5 /10
ステージやミッションによってはオーケストラサウンドを取り入れているので士気が高揚します。伝統的なBGMもアレンジされて挿入されているので、ちょっと懐かしくもあります。
Design. 8.8 /10
3Dアクションに「引力」を取り入れようというアイディアと、その試みを具現化した開発チームには感嘆せざるをえない。しかし、結局は全体的に「スピン」ありきになってしまったかも。
Gameplay. 8.9/10
ジャンプは一番大きなAボタンで‥分かりやすいw マリオのためのWiiリモコンなのかも? 「スピン」アクションの爽快さは大いに評価したい。でも「踏みつけ」の難易度が上がってしまったかもしれない。
OVERALL 9.20 /10
Wii所有のコアゲーマーは迷わず買うべし。「今更マリオですか?」な~んて侮ったら痛い目にあうぞ!ライトユーザーさんもぜひチャレンジしてみよう!簡単なステージから徐々に難しくなっていくし、何度でもコンティニューできるから安心してチャレンジしてほしいな。
ジャンプを駆使してステージを駆け抜ける面白さをぜひ味わってください
おすすめ平均 
「気軽さ」のある面白さ
普通のマリオ
すっごい面白い!!




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