『海腹川背Portable』に学ぶべき教訓
Tweet「海腹川背Portable要望まとめWiki」とか、2ちゃんねるとかにいろいろ目は通しているのですが、小売店レベルでは「再び発売未定」になったという噂が。でもマーベラスエンタテインメントは予定通り3月27日に「強行発売」という発表があったとか・・(本当に「強行」というフレーズを使っているのかは別ですが)。
発売まであと1週間。『海腹川背Portable』は、一体どうなるのでしょう‥‥。
そんな一連の騒動を受けて、今回のことを反面教師として、学ぶべき教訓があるように思いました。
【制作者は、ファンの期待に応えるべき】
根強いファンが存在するゲームの移植や、その続編などを制作するに当たり、ゲーム会社は、そうしたファンの期待に応える義務がある。
当たり前ですよね。
でも、現時点では『海腹川背Portable』は、ファンの期待に応え切れていない。むしろ、裏切った形になってしまった。
「ゲーム制作はサービス業」とは小島秀夫氏の言葉。遊んでもらうユーザーが喜んでもらえるようなゲームを創らなくてはいけない、という意味。そして、シリーズを応援してくれているファンには、ファンの為に創るくらいの気持ちではないといけない、と。
【何の為の体験版なのか】
「お試しプレイ」として体験版を出す会社があります。
むしろほとんどの会社が、そうした意図で配布しているのでしょう。
そしておそらく、今回の『裏腹川背Portable』もそうでしょう。
でも、体験版は、ユーザーの直の声をゲームに反映させることが出来る、「ベータテスト」としての役目も果たし得るものだと思います。
とくに、「バグチェック」としての機能として大きく働くことは、容易に想像されます。例えば1000人の人がひとり1時間遊んだとしても、それだけで1000時間分のバグチェックとなるのです。
バグチェックとしての体験版。これほど有効な手段は、他には無いと思いませんか?
【発売延期という英断】
クオリティを高めるため、発売を延期するという話は、よく聞きます。
僕が待ち焦がれている『Metal Gear Solid 4』もそうでした。
そういえば『Gran Turismo 4』の発売も、発売直前になって延期になりましたよね。
大きな売上を期待できるゲームであったがために可能だった英断だったかもしれません。
基本的に制作者は「納期」は守るべきものでしょう。
でも、「クオリティを上げたい」「重大なバグを潰したい」。そして「ユーザーに楽しんでもらいたい」という思いがあるのなら、発売延期の英断は下す必要があるはず。
【ゲームは制作者で選ぶ時代】
『海腹川背』という名前がついていることに涙を飲んでいるファンがいると聞きます。
『海腹川背』という名前がついているものの、中身は『海腹川背』じゃない、と。
ゲームはそうした「タイトル」で選ぶのではなく、「誰が作っているのか」で選ぶ時代なのかもしれません。
制作者であれば、宮本茂、小島秀夫、桜井政博、神谷英樹、巧舟、三上真司、須田剛一など・・。
この記事では『海腹川背』を取り上げている以上、酒井潔の名前を書く加えるべきでしょうね。
そして開発チームやデベロッパーなどであれば、小島プロダクション。TeamNINJA。プラチナゲームズ(クローバースタジオ、カプコン第四開発部)。レベルファイブ。ロックスター。グラスホッパーマニファクチュア。ノーティードッグ。インフィニティゲーム。ポリフォニー・デジタルなど・・・。
こうした信頼の置けるゲームディレクター、信頼の置けるゲーム開発チーム。
ユーザーはそうしたものを、ゲームを購入するときの判断基準にするのです。
今回の件で『海腹川背』の旧知のファンは、制作に酒井潔氏の名前がないことをひとつの手がかりにして、ここまでの草の根の活動が展開されたのですから。
制作者の名前が、逆にある種の「ブランドイメージ」になってしまうことも考えられますが、今の日本ではそうした制作者の名前が一般的に認知されている状況にあるとは考えられませんから、むしろ「ブランドイメージ」として確立してしまうほうがいいのかもしれません。
さて、最後に僕は『海腹川背Portable』を買うかどうか。それだけをハッキリさせて終わりたいと思います。
・・・・・・たぶん買うでしょう。
でも、3月27日には買わないです。
様子見。値崩れを待つ。いろいろなメリットはありますが、「発売がさらに延びた」という一部の噂を、ちょっと信じてみたいからです。表っ面では「予定日に発売します」って言っておいて、ぎりぎりになって「延期します」というケースも、無くはないからね・・。
- 発売延期によりバグ修正・クオリティアップが図られたら買うかも
- そんなことはしてないものが出ても、値崩れしたら買うかも。
こんなところでしょうか。
「簡単操作で快適アクション!」というフレーズに偽りなしと、誰しもが言える作品になってくれることを望みます。
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