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『Metal Gear Solid 4』 インプレッション

GLB Game Review Metal Gear PLAYSTATION 3

1周目クリアの率直な感想‥‥これは「ケツゲー」の最高傑作

ゲーム性の都合上、ネタに触れることは出来ないのだけど、MGS4はMGSファンのために作られたゲームといっても過言ではないと思いました。

でもそれと同時に、これはMGSを遊んだことが無い人も楽しめるのではないかと言う期待感も感じました。

MGS4には「驚き」の仕掛けが幾つも用意されています。●●が●●●●●とか、●●●●の活躍とか、●●●●●●●とか。

シリーズのファンにとっては懐かしい要素も、初プレイの方にとってはそれが「驚き」となる要素もあります。純粋に「驚く」ことが出来るというのは、初プレイヤーだけの特権だと思います。だから是非多くの人に体感して欲しい!

シリーズもののゲームは、最初からプレイしていないといけないといって遊ばない方がいらっしゃいますが(かく言う僕もその傾向があるんだけどね(笑))、最新作を遊んでから、MGS1を遊ぶというのも十分に「アリ」です。

僕の話をすると、僕が初めて自力でMGSをクリアしたのはMGS2なんですね。その中で司令官の大佐が、「今すぐに●●●●の●●を●●んだ!」って、突然変な事を言い出すわけです(もちろん内容は伏せますが)。それから4年近くたって、PS2で復刻したMSX2版『メタルギア』をプレイしたら、そこでの司令官が、MGS2で聞いた変なセリフとそっくりのセリフをしゃべるんですね。「スネーク、今すぐに●●●●●●●●●●の●●を●●んだ!」

その時、初めて気がついたんです。MGS2での大佐のセリフは、10年以上前のシリーズ第1作にそのオリジナルがあったんだ、ってことにね。

もちろんMGS4にもそんなネタが幾つもあります。それはセリフだったり、状況だったり、ゲームプレイだったり、デモシーンだったり。MGS4を入り口にして過去の作品を遊んだら、新しい発見が出来る。それこそがMGSビギナーの特権です。

* * *

ストーリーに定評のあるメタルギアシリーズ。今回はそれまでの謎が明らかにされるという触れ込みでしたが、確かにいろいろなことが分かります。でも、その展開の仕方に驚いてしまい、十分に把握できなかったというのが正直なところ。MGS2のような難解さは無いものの、これまで同様2回3回と遊んで「復習」する必要がありそう。

そういえばPSストアで「MGS4 データベース」というのがダウンロード配信されるらしいので、今回は非常にありがたいです。

* * *

僕自身、MGS4の1周目は「BIGBOSS HARD」という高い難易度でプレイしたため、プレイにあまり余裕がなく、麻酔銃を連発して打開するという旧来のプレイスタイルで突破したという感覚があります。

今にして思えば、メタルギアMk.IIを活用したらよかったなぁーって思ってます。

MGS4のゲームシステムの根幹を成す新偽装システム「オクトカム」、そして「ソリッド・アイ」ですが、これが非常にゲームを面白くしています。何が面白いかといえば‥‥あまり言いたくないのだけど、とにかく「万能ではない」ということです。

オクトカムのもつカモフラージュ率という概念は前作MGS3で既に導入されたものでしたが、MGS4ではリアルタイムで背景と同化できるように新化したんですよね。かなり便利になったのですが、その反面としての「弱点」も併せ持つ、非常にゲームらしいシステムになっています。「ソリッド・アイ」も同じです。これがまた新たな「戦略」を生むのだと思うと、作り手の妙を感じざるを得ません。

* * *

難易度に関していえば、この「BIGBOSS HARD」はMGSに慣れている人だけでなく、アクションゲームに慣れている人は一度は体感すべきかと思います。もしそれでも物足りなければ、2周目以降では「THE BOSS EXTREME」を遊んでもらえればいいと思います。

ちなみに日本向けの標準難易度とされる「NAKED NORMAL」は、監督の小島秀夫氏が直接調整を行っている言わば「ヒデオモード」とのこと。

* * *

1周目が終わりましたが、いまだに身震いします。あのボス戦。あのシーン。あの興奮。あの緊張感。そして、感情を揺さぶられる演出。

喜び、哀しみ、怒り、楽しみ。ここまで感情を揺さぶられたゲームは、いまだかつてありません‥‥いやまぁその、FFVIIを遊んだことがない僕なので、こんなに大それたことを言ってもいいのか分かんないですが、感情を揺さぶられながらゲームを進めていくという感覚、思わず画面上のスネークに「スネーク!頑張れ!立ってくれ!」って声を上げてしまったのですから、自分でも驚いてます。

* * *

かなり長いインプレッションになっちゃいましたね(笑)。レビューは後日改めて掲載します。

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