【E3 08】気になったゲーム『Fable II』篇

ピーター・モリニュー氏が贈る圧倒的な自由度の世界観の中で繰り広げられるRPG。それがこの『Fable II』です。このゲームの存在を知ったのは1年位前だったと思います。あの頃の私はXbox360に対して腹の底では敵意むき出し状態だったわけですが(笑)、このRPGに関しては素直に広まって欲しい。というか、ちょっと体験してみたいと思ったものです。
このゲームについては以下の20分のデモプレイ動画、ないし、GameWatchに掲載されているインタビュー記事を一度目を通すといいかと思います。
すごいですね‥‥この世界観。ひとつの国が、まるで息をしているかのようです。そうした中でプレイヤーは善にも悪にも振舞うことが出来、それに伴いキャラクターやストーリーも変化するわけですが、興味深かったのは戦闘シーンです。これが非常にシンプルですよね。ややもするとこのゲームは、全体的にカジュアルゲーマーに向けてつくられているのかと思われそうなのですが、そんなことはないと思うんですよ。それはなぜかというと、ディレクターのピーター・モリニューさんの思想が反映されているからだと、僕は推測しています。
彼の本作における思想は、カジュアルゲーマーもコアゲーマーも楽しめる作品をつくろうということなのですね。ありきたりといえばありきたりなフレーズになってしまったかもしれませんが、それを実際にひとつのゲームの形にすることはとても苦労すると思うんです。
攻撃武器がボタンに割り振られているというのは1年前のインタビュー記事にも書かれていますが、その仕様が非常にシンプルで、カジュアルゲーマーでも楽しめそうだということが、今回のプレイデモで実感できました。シビアな操作は必要ない。敵の方向を向いて、攻撃をすればいいだけ。これって古典的RPGのコマンド選択をアクションの形に落とし込んだ研究の成果なのかもね。
またコアゲーマーに対しては、ストーリーが巧に変化していく様でアピールしようとしているのではないでしょうか。このゲームはその性質上、何周でも遊べてしまうような、そんな雰囲気が既に漂っています。自由度が高ければ、それだけコアゲーマーの好奇心をくすぐる事にも繋がりますからね。
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GameWatchのインタビュー記事でモリニュー氏は、「『FABLE』シリーズではこの(Xbox360の)ユーザーインターフェイス(コントローラー)に対してたくさんの試みができ興味深い体験でした。」と語っています。これって凄く重要なことだと思うんです。
もともとこのゲームがマイクロソフトのタイトルということもあって、Xbox360独占のゲームだから、必然的にXbox360に特化したゲーム作りをしてきたんだと思います。でも、なんかそれ以上に、Xbox360でプレイするユーザーの事を考えながら『Fable II』の開発をしてきたんだろうな‥っていう、そういう強い意志をこの言葉から感じます。
あ、そうそう。忘れてはいけないことがありましたね。
犬です(笑)
「犬のアクションにはこだわっています」と仰っていたのを憶えていたので、プレイデモでもその事が気になって最初は犬にばかり目が行ってしまったのですが、そのリアクションが結構リアリティがあって、しかもモーションも可愛らしくて。
こういうところからも、作り手がゲーム全体の細かいところにまでこだわっているんだろうな、ということが感じられました。
続編としての観点で考えてみても、新しいハードに乗り換えたことで前作では実装できなかった要素を追加しているということなので、決して、単なるありきたりな続編ではないという事を伺い知ることが出来ますね。
今回のE3で出展された、数少ないマイクロソフト製のゲームの中の、キラータイトルといっても過言ではないでしょうね。完成版での皆さんの反応が楽しみです。気になる!!
Fable II
Platform: X360
Publisher: Microsoft Game Studio
Release: Octover, 2008



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